フルーツ

SPECIAL CONTENTS

私のおすすめ!フルーツ

髙橋 千鶴

高橋フルーツランド

東北DC特別企画

山形県上山市出身。1983年創業の『高橋フルーツランド』の3代目である髙橋利洋さんと結婚し、2007年には2人で農園内にカフェ『HATAKE Café』を開業。現在は『HATAKE STYLE』と名を改め、トマト上山店、上山駅前店、エスパル山形店の4店を運営。

 
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フルーツ

 

今に語り継がれる国民的ドラマ「おしん」が始まった1983年。それまでは養蚕を兼ねる米農家を主業にしていた髙橋正一さんが心機一転、果樹農家へと転身したのもこの年でした。
「国による待ったなしの減反政策がきっかけだったとは思います。けれど、“これからは観光の時代だ”という確信にも似た気持ちが祖父の中にはあったのでしょう。ただ果物を栽培して売るだけでなく、果樹園を訪れた人たちが楽しみながら果物を味わって、またこの上山に来たいと思ってもらえる場所にしたい。それが、観光果樹園である『高橋フルーツランド』の始まりでした」

観光果樹園としてのスタートとともに、正一さんはさくらんぼの温室栽培にも取り組みます。梅雨の時季の降水や台風による被害が比較的少ない上山でも、急激な雨や風、そして霜はさくらんぼの大敵。それらの被害からさくらんぼを守り、良質なさくらんぼをいち早く市場へ届けるためにも、ハウスによる栽培は必須のものと考えたのです。

愛らしいさくらんぼを観光の主役に

「さくらんぼの収穫は1年に一度、わずか2週間程度の短さ。けれどその2週間の実りを最高のものにするために、さくらんぼ農家は一年間気を抜くことなく、丹精を込めます。収穫が終わるとすぐに土づくり。うちでは自家製の“ぼかし”と牛糞・鶏糞を発酵させた“たい肥”を使って、さくらんぼがうんと濃い味わいになるよう安全で力のある土を作っています。冬には剪定、春の訪れとともに芽掻きをして、花の咲く頃には霜に注意して寝ずの番を続けることも。花が散ったら、ひと粒ひと粒が大きく甘く育つように摘果。そうしてようやく、6月を迎えます。6月、上山の早朝は息が白く見えるほどに空気が冷えています。この夜の冷気が残る朝のうちが、さくらんぼの摘み取りには絶好の時間。つやつやのぱんぱんに張った果皮は、噛めばはじけて瑞々しい果汁がジュースのようにあふれます。しゃっきりとした食感も、朝摘みさくらんぼの持ち味。まさに、目が覚めるようなおいしさです。
そしてさくらんぼ園の隣には、私たちの果樹園で採れた果物を使ったデザートやランチが楽しめるカフェ『HATAKE STYLE』の本店も併設しており、フルーツたっぷりのパフェなどが人気です。山形にはこうしたカフェやデザートショップを併設した果樹園が他にもたくさんあって、みなさんオリジナリティいっぱいのおいしいスイーツを展開しているので、果物狩りとスイーツ巡りの両方が一度に楽しめますよ」

さくらんぼをはじめ、ぶどう、ラ・フランスなど『高橋フルーツランド』に実る果実の遷移と時を同じく、東北各地の果実たちも季節を追いかけ、次々と実ってゆきます。

「気候の変動とともに、果物栽培の北限も徐々に北上しており、今後はもっとたくさんの種類の果物が東北でも楽しめるようになるんじゃないかな。東北の果樹農家さんたちの研究熱心さは目を見張るものがありますから。砂地で育てる一級品・庄内砂丘メロンや日本一の生産量を誇る尾花沢すいかなど、山形は“特に”です。フルーツ王国・福島の桃はやっぱりおいしいし、岩手のブルーベリーや青森のカシスなどは、カフェのデザートづくりを考える上でもとても参考になりますね。東北の冬は厳しいけれど、この厳しさがあってこそ、果物はおいしくなる。それを誇りに、もっとおいしい果物づくりを目指していきたいですし、多くの方に東北各地の自慢のフルーツを味わって欲しいですね」

「フルーツ」

人とりんごのコミュニティ

板柳町ふるさとセンター(青森県板柳町)

67アールの園地に世界各国250種のりんご約800本を栽培する品種見本園をはじめ、りんごの歴史や栽培、りんごの品種などが学べるりんご資料館、体験工房を展開する工芸館などで構成。学んで、遊んで、泊まれるりんごの里となっている。

info
板柳町ふるさとセンター 0172-72-1500

果物狩り天国!

南郷フルーツ狩り(青森県八戸市)

寒暖差の大きい南郷地区には、美味しい果物を収穫できる観光農園がたくさん。6月下旬~7月上旬のさくらんぼ、7月中旬~8月中旬のブルーベリー、9月下旬~11月中旬のりんごなど、果物狩りを楽しめる。(要予約)

info
道の駅 なんごう/グリーンプラザなんごう株式会社 0178-82-2902
access
施設により異なる(最寄駅)JR八戸駅 ほか

国内生産量日本

あおもりカシス(青森県青森市)

1975年から青森市で栽培が始まったあおもりカシス。農薬をできるだけ使わず一粒一粒大切に手摘みで収穫される実は、原種ならではのワイルドな風味、栄養成分が魅力だ。爽やかな酸味や色を活かしたジャム、ジュース、スイーツなど多彩な商品を展開。

info
あおもりカシスの会事務局 0172-26-6103

一年中いちご狩りOK!

観光いちご園 アグリいーな田んぼアートの里(青森県田舎館村)

「アグリいーな田んぼアートの里」は、温泉熱を利用したハウスで一年中いちご狩りが楽しめる観光いちご園。直売所では、田舎館いちごを使ったジュースやスイーツ、田舎館村特産の特別栽培米なども各種販売。

info
株式会社アグリいーな田んぼアートの里 0172-55-6016
access
JR川部駅から車で約10分

ふれあいも楽しいスイカまつり

滝沢スイカ(岩手県滝沢市)

県内一の出荷量を誇る滝沢スイカは、名産品として県内でも広く知られている。「滝沢スイカまつり」では市内農家の軽トラックの荷台などで販売する朝市のスタイルのため、農家さんとの触れ合いが楽しめるのも魅力。

info
滝沢市経済産業部農林課 019-656-6537
access
JR盛岡駅からバスで約30分

もぎたてのブルーベリーを満喫!

いわてまちブルーベリー観光農園(岩手県岩手町)

岩手町は1982年からブルーベリーを栽培している県内有数の産地。町内の農場を開放しての摘み取り体験は、1996年から続く岩手町の風物詩。初夏に旬を迎える完熟ブルーベリーをその場で味わえる他、専用パックで持ち帰りもできる。

info
岩手町役場農林課 0195-62-2111(代表)
access
施設により異なる(最寄駅)JRいわて沼宮内駅 ほか

大粒ぶどうが競演

ぶどう摘みとり 紫波フルーツパーク体験農園(岩手県紫波町)

9月上旬から下旬にかけて、「紫波フルーツパーク」に実ったぶどうの摘み取り体験ができる。高級品種の大粒種を中心に、藤稔や安芸クイーン、ロザリオビアンコなどが揃うので、人気のぶどうをあれこれ食べ比べするのも楽しい。

info
株式会社紫波フルーツパーク 019-676-5301

絶品!完熟いちご

旬を楽しむいちご狩り(宮城県山元町)

東北DC特別企画

山元町内の観光いちご狩り農園では、完熟いちごを摘み取りその場で味わえる「いちご狩り」が、12月~6月頃まで楽しめる。DC特別企画として、「やまもと夢いちごの郷」でいちご狩りの受付をすると、山元町PR担当係長「ホッキーくん」のグッズをプレゼント!

info
山元町農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」
0223-38-1888
access
JR坂元駅下車すぐ

驚異の栄養素

アセロラ(宮城県亘理町)

土壌微生物の力で作った豊かな土と独自の肥料で育てた本州唯一の国産アセロラ。ビタミンCやポリフェノール、ビタミンEが豊富なスーパーフルーツだ。程よい酸っぱさと甘さが特徴で、生はもちろんシャーベットやジャム、酢漬けなど楽しみかたもいろいろ。

info
亘理アセロラ園 0223-35-3918

秋の風物詩

利府梨(宮城県利府町)

1884年に150本の梨の木を植えたことからスタートした利府の梨栽培。利府町観光協会観光梨園は気軽に梨狩りが楽しめ、直売所も兼ねている。園内には豊水や長十郎、二十世紀といった複数の品種が実っており、もぎたてをその場で味わうことができる。

info
利府町観光協会 022-356-3678

オールシーズンの体験型観光農園!

JRフルーツパーク 仙台あらはま
(宮城県仙台市)

東北DC特別企画

イチゴ・ブドウ・リンゴなど8品目156品種を1年を通し旬の果物が摘み取り体験できる「JRフルーツパーク仙台あらはま」。ホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースした、農園と地域の旬の食材がメインの料理やデザートが楽しめるカフェ・レストランも併設。DC期間中は、カフェ・レストランで特別デザートを提供。

info
仙台ターミナルビル株式会社 022-390-0770
access
仙台市地下鉄荒井駅からバスで終点下車徒歩約5分

皮近くまで甘い新品種

あきた夏丸 チッチェ(秋田県)

横手市を中心に栽培される「あきた夏丸」は秋田県オリジナル品種。チッチェは秋田の方言で“小さい”こと。高さ20センチ、重さ3キロほどで、果肉のシャリ感と果皮近くまで楽しめる甘さは夏にぴったり。
(秋田県内の道の駅やスーパー等でお買い求めいただけます。)

果汁たっぷりの桃

かづの北限の桃(秋田県鹿角市)

全国の桃の産地の中でも最も遅い9月に出荷されることから「北限の桃」と名付けられた鹿角市の桃。国立公園十和田・八幡平の大自然のなか、昼夜の寒暖差が大きく冷涼な気候と日光をたっぷり浴びて育った桃は、糖度が高くジューシーだ。

info
鹿角市農林課 こだわり作物推進室 0186-30-0243

梨の好適地

男鹿梨(秋田県男鹿市)

寒風山から続くなだらかな高台は黒ボク土で水はけがよく、海が近いため昼夜の寒暖差がある。中石地区は、北東北最大の和梨の産地。1年をかけて丹精を込めた男鹿梨は、大玉かつ豊富な甘みと果汁、芳醇な梨の香りが特徴で、全国的にも高い評価を得ている。

info
男鹿地区営農センター 0185-46-2311

北緯40度が生む甘さ

秋田美人メロン(秋田県)

秋田県で栽培された甘さたっぷりのメロン「秋田美人」。北緯40度の大きな寒暖差で甘さを凝縮させるのが特徴で、その中でも糖度15度以上のものだけが市場に出される。多汁質でさわやかな味わいが特徴の青肉メロンは、まさに後を引く美味しさ。

info
JA秋田なまはげ男鹿地区営農センター 0185-46-2311
access
JR船越駅から車で約5分

黄金色に輝く蜜がたっぷり

雪りんご掘り出し体験(山形県朝日町)

朝日町で収穫された旬のりんごを、雪の中に貯蔵し春先に出荷する「雪りんご」。冬の間雪中貯蔵されたりんごはシャキシャキの食感と甘くまろやかな味わい。期間限定で、雪の中からりんごを掘り当て、その場でジュースにする特別な体験ができる。

info
朝日町観光協会 0237-67-2134
access
JR左沢駅から車で約40分

シャリシャリ食感と上質な甘み

尾花沢スイカ(山形県尾花沢市)

夏スイカの生産量日本一で知られる「尾花沢スイカ」。昼夜の寒暖差が生み出す抜群の甘さと、シャリッとした歯触りが特徴。夏の清涼な気候と生産者の高い技術が生み出すトップブランドだ。

info
尾花沢市観光物産協会 0237-23-4567

砂丘で育てる極上メロン

庄内砂丘メロン(山形県鶴岡市)

日本海に面した松林美しい庄内砂丘。砂地特有の水はけの良い土壌、昼夜の寒暖差、良質な地下水が揃い、高品質なメロン栽培へと繋がった。とろける甘さのアンデスメロンをはじめ、さっぱり後味の鶴姫レッド、しっかりした果肉の紅花メロンなど、多彩な品種が楽しめる。採れたてをお腹いっぱい食べられる最高の体験をぜひ。

info
JA鶴岡営農販売部 園芸特産課 0235-29-2828

たべて良し、お土産にも良し!

山形の進化系さくらんぼ狩り(山形県)

東北DC特別企画

昼夜の寒暖差が大きい山形県は「佐藤錦」を始めとする、さくらんぼの一大産地。とりわけ、温室で育てたさくらんぼをどこよりも早く堪能できる「早摘みさくらんぼ」や、一日で一番甘くなる朝にもぎたての美味しさを満喫できる「朝摘みさくらんぼ」など新しいさくらんぼ狩りがおすすめ。

info
やまがた観光情報センター 023-647-2333

摘みたてのさくらんぼをオリジナルパフェに!

さくらんぼ収穫&パフェワークショップ(山形県天童市)

東北DC特別企画

夕方、貸切状態の畑の中、自分で収穫したさくらんぼを使用し、併設のカフェでパフェづくり。容器に名前を書いてオリジナルパフェを作ればSNS映え間違いなし!

info
王将果樹園 023-657-3211
access
JR天童駅から車で約20分

誰もが認める高品質な桃

献上桃の郷(福島県桑折町)

桃の一大産地として知られる福島県。その中でも特に品質が高いと人気なのが桑折町の桃「あかつき」。この他にも桑折町で栽培されている日川白鳳、暁星、まどか、紅錦香、だて白桃など実に30以上。それぞれに個性あふれる味わいだ。

info
桑折町産業振興課 024-582-2126

たっぷりの太陽を浴びた梨

サンシャインいわき梨(福島県いわき市)

日照時間が長く、水はけのよい傾斜地で栽培されているいわき市の梨は「サンシャインいわき梨」と呼ばれ、甘味が豊かでみずみずしいのが特徴だ。主要品種である幸水、豊水、涼豊、新高の他、様々な梨が栽培されている。

info
JA福島さくら第三営農経済センター 0246-83-1122

美味しいいちご食べ放題!

いちご狩り(福島県相馬市)

暖かいハウスで育てられた甘くて大きないちごが30分間食べ放題。また、朝摘みの新鮮ないちごも販売しており、お土産にもおすすめ。事前予約でバーベキューもできるのでいちご狩りとセットで楽しめる。

info
和田観光苺組合 0244-36-5535
access
JR相馬駅から車で約10分

観光果樹園がズラリ!

フルーツライン(福島県福島市)

福島は全国有数のくだもの王国。「フルーツライン」は福島市の西側に広がる吾妻連峰の麓を走る、約14kmにわたる福島県道5号線の愛称で、この区間には果物畑が広がり、直売所や、さくらんぼ、もも、なし、りんごなどの果物狩りができる観光果樹園が数多く並んでいる。

info
福島市観光農園協会事務局(福島市農業振興課) 024-529-7663
access
施設により異なる(最寄駅)JR福島駅 ほか

※掲載されている情報は2021年6月現在の情報です。ご利用の際は、予めお問い合わせ先にご確認下さい。

※写真・イラストはすべてイメージです。実際と異なる場合がございます。

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