おくのほそ道・みちのくの歴史

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私のおすすめ!おくのほそ道・みちのくの歴史

梅津 保一

NPO法人芭蕉翁『おくのほそ道』ネットワーク理事

尾花沢市生まれ。県立高等学校教諭、真室川高等学校校長を経て山形県立米沢女子短期大学非常勤講師、東北観光推進機構『おくのほそ道』研究会座長、『おくのほそ道』大学学長などを歴任。

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私のおすすめ!おくのほそ道・みちのくの歴史

髙屋敷 眞作

鵜鳥神楽(うのとりかぐら)保存会 会長

東北DC特別企画

岩手県出身。長年、普代村役場職員として行政に携わる。2012年、定年を機に先代の後を継いで鵜鳥神楽(うのとりかぐら)保存会の会長に就任。過去の文献や映像、村の老大人たちの記憶などをもとに鵜鳥神楽(うのとりかぐら)の伝承と復興に尽力、若い神楽衆の育成にも力を入れている。

 
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おくのほそ道・みちのくの歴史

 

実際に、歩いて、見て、知る未知なる東北

松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅に出たのは1689年(元禄2年)3月のこと。江戸・深川を出て東北、北陸を経て岐阜県・大垣へと至る約600里(2400㎞)の長旅の中でも、東北が格別に重要な地だったことが、滞在日数や詠んだ句の多さからもうかがえます。
「芭蕉は福島県に12泊、宮城県に10泊、岩手県に2泊、山形県に40泊、秋田県に2泊しており、東北にまつわる句は35句を『おくのほそ道』に収めています。また、東北の玄関口であった福島県・白河関では”旅心定りぬ(旅をする決心がついた)”とここが本当の旅の起点であることが記されており、いかに芭蕉にとって東北=みちのくへの旅が大きなものだったかが分かります」

  • 白河の関

芭蕉が『おくのほそ道』への旅を思い立ったのは、ちょうどこのとき五百年忌を迎えていた西行法師をはじめとする古の歌人たちの足跡をたどり、歌枕を訪ねることが第一の目的。その中でも宮城県・松島の月を見ることは、芭蕉にとってとても大きな目標でした。

「なにしろ芭蕉は、松島へと足を延ばすために芭蕉庵まで売って資金を作ったといいますから。しかし、実際の松島ではその美しさに感動するあまり”いづれの人か筆をふるひ(ことば)を尽さむ”と自らは句作しなかったのです。代わりに曾良の句が、文末に置かれています。藤原三代の栄華と義経の足跡を訪ねた岩手県・平泉では、かの有名な”夏草や(つはもの)どもが夢の跡”の句を詠み、その寂寞(せきばく)に落涙。芭蕉は義経とその義臣たちに大きな哀憐(あいれん)の情を感じていたようですね」

  • 松島

  • 平泉

そして尿前の関、堺田に入り、この旅最大の難所である山刀伐峠(なたぎりとうげ)を越えて、ここ尾花沢へと至ります。
「尾花沢では親しき友人・鈴木清風を訪ねますが、この清風もまた、義経の家来の末裔でした。清風のもとでの尾花沢滞在は芭蕉にとって相当に心地よいものだったようで、清風の家に3日、清風が用意した養泉寺へは7日間も滞在しています。近在の人々との交流も楽しみ、夜には夜で、しん、とした涼しさ、閑かさが芭蕉にとってはなによりのもてなしとなった。”涼しさを我宿にしてねまる也”の句に、その心地よさが表れています」

  • 山刀伐峠

  • 最上川舟下り

古人の足跡をたどり、その心に触れる

その後、芭蕉は清風の薦めによって山寺を訪ね、最上川を下って出羽三山、鶴岡・酒田、象潟へ。
「最上川を下る前、大石田で芭蕉は“さみだれをあつめてすずしもがみ川”と詠みました。しかし、本合海から急流を自ら下ったことで“五月雨をあつめて早し最上川”と改めます。こうした芭蕉の心情に迫る上でも、やはり『おくのほそ道』をたどる旅は、芭蕉と同じ時期に、同じルートで、できれば自らの足でたどるのが一番いい。私自身、実際に挑戦して実感したことです。そして秋田県・象潟へと至った芭蕉は、その風景を傾城の美女に例え、西行や能因法師の足跡をたどる旅であったことを改めて記しています。芭蕉の旅もまた、古人の心を知るための旅。現代に生きる我々も、古人の歌心や哲学、もてなしの心などを知るために、みちのく・おくのほそ道を自らの足で旅してみようじゃないですか」
東北DC開催期間中には、そんな芭蕉の時代に思いを馳せながら山刀伐峠を歩くトレッキングツアーが開催され、特別企画として梅津保一氏による特別講話付きのツアーも開催する。

  • 象潟

  • 最上川への
    芭蕉乗船の地・本合海

  • 羽黒山五重塔

 
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おくのほそ道・みちのくの歴史

 

獅子頭に降りた神が、海沿いのまちを巡る

真っ白な雪と赤い鳥居とのコントラストが鮮やかな1月の半ば、三陸の普代村にある鵜鳥神社(うのとりじんじゃ)では神降ろしの儀式である「舞立ち」が始まりました。宮司の一挙手一投足に神楽衆と氏子たちが心を合わせ、冬のつめたく澄んだ空気は、やがて神気を帯びて遥拝殿へと満ちていきます。
「一般的に、神社そして神は不動のもの。地域や村といった共同体の拠りどころとして厳然と構えているものです。当然、神に奉納し、神がかりとなって舞う神楽もその土地から出ることはありません。しかし、鵜鳥神楽(うのとりかぐら)は全国数多くある神楽の中でもたった2つしかない廻り神楽。“うねどりさま”地元ではうのとりさまをこう呼びます。獅子頭に降ろし、権現さまとなった獅子頭を手にひとつひとつの家や船、人を巡り訪ねて大漁成就や五穀豊穣、家内安全を祈り舞う。当世風に言うなら、神さまのデリバリーですね」

  • 夏井大梵天神楽(岩手県久慈市)

神楽が始まりました。流れるような動きのショシャ舞。
折々にキレのある所作を挟み込んだ軽快な剣舞の刀舞。
うねどりさまが降り、権現(ごんげん)さまとなった獅子頭を手に舞う権現舞(ごんげんまい)は、ダイナミックな振りと打ち鳴らす歯音がアクセントとなった荒舞。髙屋敷さんたち古老の手平鉦や横笛、太鼓、唄にあわせ、若手神楽衆が舞う「舞立ち」です。
鵜鳥神楽(うのとりかぐら)には全部で53の演目があります。一時は神楽衆も減ってしまい上演できる演目も半分ぐらいに減ってしまっていましたが、こうして新しい担い手たちも頑張っているので、今後はもっと増やしていきたいですね。同じ岩手三陸の宮古市には、もうひとつの廻り神楽である黒森神楽があり、海の神さまの舞である恵比須舞など、鵜鳥神楽(うのとりかぐら)とも共通点の多い舞が伝承されています。久慈市には、恵比寿さまが跳ねまわるような軽妙な舞や、山伏神楽の系譜としては珍しい利生舞(りしょうまい)などを伝承する夏井大梵天神楽(なついだいぼんてんかぐら)があります。近隣地域の神楽でも、どれも少しずつ音や舞、リズムが異なりそれぞれに個性的。秋田の由利本荘市には、火伏の獅子が家々を巡る秋葉獅子も伝わっていますね。すべて決して絶やすことなく後世に伝えていきたい、大切な文化だと思います」

  • 黒森神楽(岩手県宮古市)

  • 秋葉獅子(秋田県由利本荘市)

うねどりさまが、春を連れてくる。

「舞立ち」のこの日を起点に、1月から3月にかけて隔年で久慈までの「北廻り」、釜石までの「南廻り」で神そのものである神楽が人を訪ね歩き、ひとつひとつの願いのために舞いを行う。リアスの浜辺や山々に点在する家々にとってそれは、何物にも代えがたい喜びであり、楽しみであり、ありがたい寿(ことほ)ぎです。
「神楽の訪れとともに、春が来る。地元の人たちは、そんな風に楽しみにしてくれています。神楽は神さまであり、私たち庶民にとって大切な心の拠りどころ。待っていてくれる人がいる限り、廻り続けたいですね。今年は残念ながらコロナの影響で廻り歩くことができませんが、代わりに4月から9月まで毎月1回、“国民宿舎くろさき荘”での公演を行います。旧暦の4月8日にあたる5月19日には卯子酉山(うねとりやま)山頂の本殿を参拝し、神楽殿にて神楽奉納を行う例大祭も。ぜひ、東北の神さまや人々の心に触れに、おいでください」

「おくのほそ道・みちのくの歴史」

古来より時代を超えて

春光山円覚寺(青森県深浦町)

807年(大同2年)、坂上田村麻呂が建立したと伝えられる青森屈指の古刹。澗口観音として信仰を集め、嵐の中から生還した船乗りのマゲも多数奉納されている国重要文化財「薬師堂内厨子」、国重要有形民俗文化財・日本遺産「円覚寺奉納海上信仰資料」も展示している。

info
春光山円覚寺 0173-74-2029
access
JR深浦駅から徒歩約20分

義経伝説のロマン秘め津軽海峡を見下ろす寺

龍馬山義経寺(青森県外ヶ浜町)

源義経が源頼朝に追われ、厩石まで逃げて荒れ狂う海を前に観音像に祈ると3頭の龍馬が現れ、海峡を渡ることができたという伝説が残る寺。義経が祈りを捧げたという観音像や青森県の重要文化財の円空仏があり、県内では数少ない神仏混交の寺として知られている。

info
龍馬山義経寺 0174-37-2045
access
JR三厩駅からバスで約6分

復元北前型弁才船

復元北前型弁才船「みちのく丸」(青森県野辺地町)

日本古来の和船の建造技術や構造と、北前船の歴史、文化を後世に伝えるために、船大工16人によって建造された復元船。映画「たたら侍」やテレビドラマなどにも使用されたのち、北前船の一大寄港地として栄えた野辺地の常夜燈公園に陸揚げされた。

info
野辺地町地域戦略課 0175-64-2111
access
JR野辺地駅から徒歩約20分

神秘とロマンの里

キリストの里伝承館(青森県新郷村)

新郷村では、昭和10年にキリストの墓とされる土饅頭が発見され、現在では土饅頭に十字架が建てられるなど、キリストの里公園として整備。新郷村にはキリストにまつわるいくつものエピソードがあり、キリストの里伝承館では様々な資料を見ることができる。

info
キリストの里伝承館 0178-78-3741
access
JR八戸駅から車で約1時間

赤い千本鳥居が印象的

髙山稲荷神社(青森県つがる市)

髙山稲荷神社は、五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として大変ご利益のある神社。ここでしか見ることのできない幾重にも連なる「千本鳥居」はインパクトがあり、必見。日本らしさが凝縮したフォトジェニックスポットとしてもお薦め。

info
髙山稲荷神社 0173-56-2015
access
JR木造駅から車で約35分

全国唯一の病厄除守護神!

廣田神社(青森県青森市)

東北DC特別企画

青森開拓の一大恩人・青森城代ニ代目「進藤庄兵衛正次」の神霊を祀る神社。全国でも唯一の病厄除守護神として知られ、通常の御朱印とは別に、東北DC期間限定の青森ねぶたデザイン入り御朱印が用意されている(初穂料1,000円)。

info
廣田神社社務所 017-776-7848
access
JR青森駅から徒歩約15分

北門鎮護

岩木山神社(青森県弘前市)

津軽富士とも称される岩木山がご神体の岩木山神社。1200有余年の歴史を誇り、農業・漁業・商工業・医薬・交通関係、とりわけ開運福の神様として篤い信仰を集めている。毎年旧暦8月1日に行われる秋祭り『お山参詣』は国の重要文化財にも指定。

info
岩木山神社 0172-83-2135
access
JR弘前駅から車で約40分

秘佛「一字金輪佛頂尊」の御開帳は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面、延期となります。

奥州藤原氏の思いが蘇る

関山 中尊寺(岩手県平泉町)

東北DC特別企画

平安時代末期、初代藤原清衡により造営された中尊寺。現存唯一の建造物である金色堂は国宝第1号に指定、中尊寺全体としても2021年に、世界文化遺産に登録されて10周年を迎える。芭蕉もこの地で「五月雨の 降り残してや 光堂」の句を詠んでいる。DC特別企画として、6月26日からは秘佛「一字金輪佛頂尊」の御開帳がある。

info
中尊寺事務局 0191-46-2211
access
JR平泉駅からバスで約10分
冊子版の観光ガイドブックにおきまして、以下のとおり一部記載内容に誤りがございました。 ここに訂正し、お詫び申し上げます。
(誤)五月雨 降り残してや 光堂 →(正)五月雨 降り残してや 光堂

悠久の浄土庭園

毛越寺(岩手県平泉町)

東北DC特別企画

特別史跡と特別名勝に指定されている毛越寺。境内には主要伽藍の遺構と、浄土庭園が復元整備されている。大泉が池は浄水をたたえ、洲浜、荒磯風の石組、枯山水風の築山、池に水を引き入れる遣水など、水辺の景観が表現されている。DC特別企画として、四寺廻廊特別法話を開催。

info
毛越寺事務局 0191-46-2331
access
JR平泉駅から徒歩約7分

絢爛たる歴史絵巻

歴史公園えさし藤原の郷(岩手県奥州市)

東北DC特別企画

日本で唯一、平安貴族の住宅や寝殿造の建物を再現した「伽羅御所」や、武家館を再現した「経清館」、「清衡館」、政治を司る「政庁」など、大小約120棟で繰り広げる歴史絵巻。四季折々の花の中、時代衣装や鎧の着付、弓矢や貝合わせなどが楽しめる。夏にはDC特別企画として「真夏のライトアップ&プロジェクションマッピング」も開催される。

info
歴史公園えさし藤原の郷 0197-35-7791
access
JR水沢江刺駅から車で約15分

秘仏御本尊を特別御開帳

正法寺(しょうぼうじ)秘佛本尊「如意輪観世音菩薩坐像」御開帳(岩手県奥州市)

東北DC特別企画

1348年の開創以来、道元禪師の厳しい禪風を守りながらも、東北地方の宗教、文化の発展に大きな役割を果たしてきた正法寺。御本尊は、鎌倉時代後期の作で、岩手県指定文化財。DC期間中は特別に御本尊が御開帳される。

info
大梅拈華山 圓通 正法寺 0197-26-4041
access
JR水沢駅からバスで約25分

義経最期の地

高館義経堂(岩手県平泉町)

源義経公最期の地と伝えられる高館。小高い丘の頂きに立つ「義経堂」は、天和3年(1683年)仙台藩主第4代伊達綱村が義経を偲んで建立したもの。高館からの眺望は平泉随一と言われ、松尾芭蕉が俳句を詠んだ場所でもある。

info
高館義経堂 0191-46-3300
access
JR平泉駅から徒歩約20分

芭蕉の松島ゆかりの場所

松島 雄島(宮城県松島町)

「おくの細道」の文中で、松尾芭蕉が松島に上陸した地とされる雄島。島内には芭蕉と弟子の曾良の句碑が建っている。古くから歌枕にも詠まれてきたこの島からは松島らしい景色を堪能できる。芭蕉も楽しみにしていたといわれる松島の月も眺めてみては。

info
一般社団法人松島観光協会 022-354-2618

湖畔の広大な公園

国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県川崎町)

釜房ダムの湖畔に位置する東北地方唯一の国営公園。四季折々の花々が咲き競う中、南地区の「ふるさと村」には、東北6県の特徴ある古民家が移築・集合。映像や模型、展示物を使ってくらしの知恵を紹介、古民家を利用して体験学習もできる。

info
みちのく公園管理センター 0224-84-5991

新たな観光交流拠点

富谷宿観光交流ステーション(愛称とみやど)(宮城県富谷市)

江戸時代に奥州街道の宿場町として栄えた富谷市「しんまち地区」に2021年4月17日(土)グランドオープン。旧醤油屋の跡地を活用、内ケ崎作三郎記念館、チャレンジ館(飲食店)、イベントスタジオ(陶芸教室)とともに、古民家や蔵では富谷市ならではの商品を販売する。

info
富谷市企画部企画政策課 022-358-0517

(2021年4月以降は富谷市経済産業部産業観光課 022-358-0524

access
仙台市地下鉄泉中央駅から車で約20分

政宗公が眠る絢爛豪華な霊廟

伊達政宗公霊屋 瑞鳳殿(宮城県仙台市)

1637年に建立された伊達政宗公の霊屋瑞鳳殿は桃山の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築で、1931年に国宝に指定されるも戦災によって焼失。現在の建築は1979年に再建されたもの。敷地内には、二代、三代の霊屋の他、発掘調査の資料を展示する資料館がある。

info
瑞鳳殿 022-262-6250
access
JR仙台駅からバスで約15分

東北鎮護・陸奥国一之宮

鹽竈(しおがま)神社(宮城県塩竈市)

陸奥国一之宮として古くから朝廷を始めとして庶民の崇敬を集めてきた鹽竈神社。境内には志波彦神社、鹽竈神社の社殿が建ち並ぶ。重要文化財をはじめ、伝来の宝物を収蔵する鹽竈神社博物館も必見。

info
志波彦神社・鹽竈神社 022-367-1611
access
JR本塩釜駅から徒歩約15分

箟岳山箟峯寺開山1250年特別御開帳は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止といたしました。

由緒ある秘仏を特別御開帳!

箟岳山箟峯寺(ののだけやまこんぽうじ)開山1250年 特別御開帳(宮城県涌谷町)

奥州三十三霊場第九番札所である箟峯寺(こんぽうじ)は、坂上田村麻呂建立と言われる「箟岳観音」を本尊として祀る。三十三年に一度しかご開帳されない秘仏で、開山1250年の節目にあたる2021年4月中旬の一週間に渡って本尊を御開帳される。

info
箟岳山箟峯寺 0229-45-2251
access
JR涌谷駅から車で約20分

日本三景・松島にある東北随一の禅刹

国宝 瑞巌寺(宮城県松島町)

慶長14年(1609年)に伊達政宗公が5年の歳月をかけて完成させた伊達家の菩提寺。国宝である本堂内部の欄間彫刻や各室を飾る復元模写された壮麗な襖絵の他、禅宗寺院の台所に当たる庫裡、伊達家関連の資料を展示している宝物館等を拝観できる。

info
瑞巌寺 022-354-2023
access
JR松島海岸駅から徒歩約10分

100mのV字峡谷の大迫力

鳴子峡(宮城県大崎市)

尿前の関の近くにある鳴子峡は高さ100mほどの渓谷が約2.6km渡って続き、見晴らし台からは新緑、紅葉、雪景色など四季折々の美しい渓谷美が楽しめる。10月下旬から11月上旬が紅葉の見頃で、周囲の木々が赤や黄色で彩られる。

info
鳴子観光・旅館案内センター 0229-83-3441
access
JR中山平温泉駅から車で約5分

おくのほそ道最北の地

蚶満寺(秋田県にかほ市)

853年(仁寿3年)、慈覚大師により開山と伝わる蚶満寺。古くは干満珠寺といい、九十九島、八十八潟の景勝地・象潟の代表でもあった。松尾芭蕉がおくのほそ道で訪ね、「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠んだことでも有名。境内に芭蕉句碑、西行桜などがある。

info
蚶満寺 0184-43-3153

芭蕉歌枕の地

九十九島(秋田県にかほ市)

鳥海山のふもと、田園地帯に103あまりの「流れ山」がまるで島々が浮かぶかのように点在する。島々が浮かぶ入り江が地震によって隆起した、象潟ならではの風景だ。この国指定天然記念物「象潟」(九十九島)の絶景は、道の駅「ねむの丘」から一望できる。

info
にかほ市観光協会 0184-43-6608

安産・子授けの神

唐松神社(秋田県大仙市)

樹齢300年を超える秋田県天然記念物指定の杉並木が並ぶ参道を通り、秋田物部氏が天地の神々を祀ったものといわれる天日宮(あまつひのみや)へ。境内を進むと下り階段があり、降りた先に本殿がある全国的にも珍しい造り。古来より安産と子授けの神様として親しまれている。

info
唐松神社 018-892-3002
access
JR羽後境駅から徒歩約15分

150枚もの「なまはげ面」が勢ぞろい!

なまはげ館・男鹿真山(おがしんざん)伝承館(秋田県男鹿市)

ユネスコ無形文化遺産にも登録された、「男鹿のナマハゲ」。なまはげ館では、大型スクリーンでの映画や、150枚のなまはげ面なども展示。隣接する男鹿真山伝承館では、男鹿半島やその一帯に伝わる大晦日の民俗行事「ナマハゲ」を昔ながらの曲がり家で体感できる。ナマハゲの迫力に圧倒されるはず。

info
なまはげ館 0185-22-5050
男鹿真山神社 0185-33-3033
access
JR男鹿駅からなまはげシャトルバスで約25分(要予約)

日本最古級の木造芝居小屋

明治の芝居小屋「康楽館」(秋田県小坂町)

外観はモダンな洋風、館内は桟敷席にまわり舞台や2本の花道を備えた、江戸期の伝統的な様式を残した歌舞伎小屋(国の重要文化財)。毎年4~11月のほぼ毎日、常打芝居が行われ、歌舞伎をはじめとしたさまざまな催しも行われている。

info
明治の芝居小屋「康楽館」 0186-29-3732
access
JR十和田南駅からバスで約25分

国登録有形文化財

旧本郷家住宅(秋田県大仙市)

雄物川舟運の河港、また近代の地主町として隆盛した角間川町に遺る明治の秋田三大地主「本郷家」の旧邸(国登録文化財)。豪奢な和館、昭和レトロの洋館や、建物と調和する庭園が見所。旧大地主の北島家・荒川家と三家の旧邸が隣接する。

info
大仙市観光文化スポーツ部文化財課 0187-63-8972
access
JR大曲駅から車で約15分

奥ゆかしき商家の町並み

増田のまちなみ(秋田県横手市)

東北DC特別企画

横手市増田町は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、中心部の中七日町通りには、明治から昭和初期にかけて建てられた切妻造妻入を主とする商家、家屋が町並みを形成。特徴的な内蔵見学の他、朝市や酒蔵なども散策したい。

info
一般社団法人増田町観光協会 0182-45-5541
access
JR十文字駅から車で約10分

美貌成就の神社

御座石神社(秋田県仙北市)

永遠の美を求めて百余の願掛けを行い、観音様のお告げによって龍の化身となり、田沢湖の主になったとされる「辰子姫伝説」。御座石神社周辺には、この伝説にまつわる名所が数多く残り、美貌成就の神社として信仰を集めている。

info
仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」 0187-43-2111
access
JR田沢湖から車で約20分

慈覚大師が建立し俳聖松尾芭蕉も訪れた天台宗の古刹

宝珠山立石寺「山寺」 (山形県山形市)

開山は貞観2年(西暦860年)。東北を代表する霊場として広く信仰を集めてきた。芭蕉が山寺を訪れた際に詠んだ「閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句でも有名。五大堂からは、山寺随一の眺望が楽しめる。

info
山寺観光協会 023-695-2816
〔東北DC特別企画〕 株式会社DMC天童温泉
023-654-6699
access
JR山寺駅から徒歩約5分

芭蕉乗船の地

最上川・本合海(山形県新庄市)

本合海は最上川の雄大な流れに白い断崖が映える景勝地で、崖の上には中世の城址、八向楯跡や中腹には矢向神社がある。芭蕉と曾良が船に乗って最上川を下ったのがこの辺りとされており、この体験をもとに「五月雨を あつめて早し 最上川」の一句が生まれた。

info
新庄市商工観光課 0233-29-5848
access
JR新庄駅から車で約15分

人馬同居の暮らし

旧有路家住宅「封人の家」(山形県最上町)

松尾芭蕉が「おくのほそ道」に記した堺田の「封人の家」とされる旧有路家住宅は、茅葺き寄棟造りの大型民家であり、創建当時の様式で保存、一般公開している。1689年(元禄2年)5月、芭蕉は2泊3日にわたって封人の家に逗留し、その時の印象を「蚤虱馬の尿する枕もと」の句で表現した。

info
旧有路家住宅「封人の家」 0233-45-2397
(12~3月までは冬季閉館)

開山1,300年の古刹で文化財を堪能!

本山慈恩寺「秘仏御開帳」(山形県寒河江市)

東北DC特別企画

春「三重塔特別拝観」に始まり秋まで「秘仏御開帳」等特別展満載。「写経体験」「夜プレミアム拝観(ライトアップ)」も行われる。また、国史跡慈恩寺を「円形シアター」等迫力映像で紹介し、飲食等休憩スペースも備えた総合案内施設「慈恩寺テラス」が5月オープン。オープンに合わせてDC特別企画を実施。

info
本山慈恩寺 0237-87-3993
access
JR寒河江駅から車で約12分

最上三十三観音御開帳は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2021年の開催を中止となりました。

江戸期から続く会津の巡礼文化

最上三十三観音御開帳(山形県)

山形県には最上・庄内・置賜と3つの三十三観音があり、あわせて「出羽百観音」と呼ばれ古くから巡礼が行われてきた。580年もの歴史を誇る最上三十三観音が、13年ぶりに御開帳される。

info
第20番 小松沢観音(青蓮山 清浄院) 0237-55-6171(寺院用)
第17番 長登観音(寒江山 長登寺) 0237-74-3853

約250年の歴史を誇る民族芸能

鮭川歌舞伎(山形県鮭川村)

村内4か所の村芝居が合併されて結成された鮭川歌舞伎保存会。その起源は1773年まで遡り、平成18年には山形県指定無形民俗文化財に指定。毎年6月の第2日曜日に定期公演が行われる。今年は、昔ながらの「土舞台」での特別公演が予定されている。

info
鮭川村中央公民館 0233-55-3051
access
JR羽前豊里駅から車で約5分

芭蕉の時代に思いを馳せて…

山刀伐(なたぎり)(山形県最上町)

東北DC特別企画

山刀伐峠は最上町と尾花沢市を結ぶ峠で、「おくのほそ道」最大の難所とされる。松尾芭蕉も歩いた「二十七曲がり」と言われる険しい山道を、山形弁の観光ガイドとともに約2時間の道のりをトレッキングしながら、芭蕉の時代に思いを馳せる、DC特別企画を実施。

info
最上町観光協会 0233-43-2233
access
JR赤倉温泉駅から車で約10分

北前船と庄内米の歴史

山居倉庫(山形県酒田市)

国指定史跡の「山居倉庫」は、1893年(明治26年)建造の米保管倉庫で、米どころ庄内・酒田のシンボル。美しいケヤキ並木沿いに12棟が立ち並び、敷地内には観光物産館「酒田夢の倶楽」、「庄内米歴史資料館」も。

info
酒田市観光物産館「酒田夢の俱楽」 0234-22-1223
庄内米歴史資料館 0234-23-7470
access
JR酒田駅から徒歩約20分

大正浪漫漂う

文翔館(山形県山形市)

山形県郷土館文翔館は、1916年に建てられたイギリス・ルネサンス様式を基調としたレンガ造りの建築物。1984年に国の重要文化財に指定、1986年から保存修復工事が行われ、現在一般公開されている。映画「るろうに剣心」のロケ地としても話題に。

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山形県郷土館文翔館 023-635-5500
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JR山形駅からバスで約10分

想いを描く、歌枕の関

白河関跡(福島県白河市)

奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、奥州三古関のひとつに数えられる。やがて律令制の衰退とともにその機能を失ってからは歌枕として都人たち憧れの地となり、みちのく路の第一歩を踏み出した芭蕉が、「白河の関にかかりて旅ごころ定まりぬ」と記したことでも有名。

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白河市観光課 0248-22-1111
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JR新白河駅からバスで約40分

義経家臣の菩提寺

医王寺(福島県福島市)

薬師如来の別称「医王」を寺号とし、平安時代に開基。源平合戦で活躍した源義経の家臣佐藤継信、忠信公ら佐藤一族の菩提寺としても知られ、松尾芭蕉がここに立ち寄った際には、身代わりとなって主君を守った佐藤兄弟を偲んで涙し「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」の句を詠んだ。医王寺から約2km行くと芭蕉も訪れた飯坂温泉がある。

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医王寺 024-542-3797
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福島交通飯坂線医王寺前駅から徒歩約15分

俳句の町を巡る

須賀川松尾芭蕉めぐり(福島県須賀川市)

江戸時代、奥州街道の屈指の宿場町として栄えた須賀川。芭蕉は「おくのほそ道」の道中、かねてから親交のあった相楽等躬を訪ねて八日間滞在した。須賀川は今でも俳句が盛んで、市内には24か所に俳句ポストを設置。句を認めながら、芭蕉の足跡を巡ろう。

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須賀川市風流のはじめ館 0248-72-1212
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JR須賀川駅から車で約10分

江戸時代へタイムスリップ

大内宿(福島県下郷町)

大内宿は、江戸時代の形態を色濃く残す町並みとして、重要伝統的建造物群保存地区に選定。毎年7月2日に「半夏まつり」が開催される。半夏まつりは、800年続く全国でも珍しい祭り。

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大内宿観光協会 0241-68-3611
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会津鉄道湯野上温泉駅からバスで約20分

曲家の桃源郷

前沢曲家集落(福島県南会津町)

前沢集落は、かつて農耕馬とともに暮らした曲家の古民家が特徴の集落で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。現在も人々の暮らしが息づいており、日本の原風景を満喫できる。集落には、曲家内部を見学できる資料館や、水車小屋、そば処などがある。

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前沢景観保存会 0241-72-8977
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会津鉄道会津高原尾瀬口駅から車で約30分

江戸期から続く会津の巡礼文化

上宇内薬師(日本遺産「会津の三十三観音めぐり」構成文化財)(福島県会津坂下町)

東北DC特別企画

上宇内薬師は、平安時代初期に活躍した僧「徳一」が人々の無病息災などを願い創建した会津五薬師の一つで「西方薬師」と呼ばれる。国重要文化財にも指定されており、一木造の坐像で、堂々とした体躯と優しげな表情が特徴。日本遺産「会津の三十三観音めぐり」の構成文化財になっており、DC期間中、予約なしで拝観できる日を設定。

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会津坂下町商工観光班 0242-83-5711
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JR会津坂下駅から車で約10分

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