SPECIAL CONTENTS
左)鈴木 賢二
福島県ハイテクプラザ
会津若松技術支援センター 副所長
福島県出身。岩手大学農学部農芸化学科に学び、卒業後は福島県会津若松工業試験場の食品部食品化学科(現・福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター醸造・食品科)に勤務。2019年、福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの副所長に就任し、現在に至る。
右)有賀 義裕
福島県酒造組合 会長
(有賀醸造 社長)
1774年、越後高田藩の飛び地だったこの白河市東地区で大名の御用蔵として創業した有賀醸造。その第10代当主・杜氏として「有の川」を磨き、低濃度活性純米酒「虎マッコリ」を生み出した。2018年5月から福島県酒造組合の会長を務める。11代目が作り上げた「陣屋」も評判。
取材日:2020年11月2日
SPECIAL CONTENTS
松田 旬一
高畠ワイナリー
醸造担当 チーフ
米沢市出身。米沢中央高校時代にはトップアスリートとして活躍し、1998年高畠ワイナリーに入社。陸上競技で鍛えられた強靭な肉体と熱く強い精神力で「世界に通用するワイン」を造るべく、試行錯誤を繰り返し、日々ワインの進化を追い求めている。
取材日:2021年4月13日
CONTENTS
弘前シードル青森
八戸横丁(みろく横丁)青森
下北ワイン青森
八戸酒造見学・
利き酒と屋形船遊覧青森桃川(穂ノ泉)青森
遠野ビアツーリズム岩手
くずまき
ワイン工場
森の館ウッディ館岩手世嬉の一酒蔵
ナイトツアー岩手ベアレン醸造所岩手
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所宮城
了美ヴィンヤード&ワイナリー宮城
仙南シンケン
ファクトリー宮城横手特産ホップ畑で体験する
「よこてビアツーリズム」秋田小坂七滝
ワイナリー秋田秋田の酒蔵秋田
あきたくらす秋田
田沢湖ビール秋田
小玉醸造秋田
日本一美酒県
山形フェア山形山形ワインバル山形
天童温泉屋台村「と横丁」山形
山形鉄道
フラワー長井線
「地酒列車」山形おいしい食の都庄内
酒まつり2021山形極上のはしご酒福島
喜多方酒蔵探訪
のんびりウォーク福島鈴木酒造店福島
夏の夜の土湯
ぶらっと温泉バル福島ふくしま逢瀬ワイナリー福島


無冠から、日本一の日本酒王国へ。
有賀さん 福島の酒蔵はもともとどこも小規模で、かつては“自分のまちの人たちに喜んで飲んでもらえたらそれでいい”という酒造りをしてきたところがほとんどでした。しかし、1990年代に入り吟醸酒ブームが到来したことで、各地の地酒に注目が集まるとともに、福島の人たちも地元の酒以外にも目を向けるようになった。飲み手も、造り手も。全国新酒鑑評会で金賞を獲った酒が話題になり、飛ぶように売れる。そんな中で、いわゆる普通酒を主軸にしていた福島の酒蔵たちが、“自分たちにも金賞に値する酒造りができるはず、地元に愛されながらも全国に通用する酒が造れるはず”と発奮したのが転機になりました。
──約250年という歴史を背負って酒造りをしてきた有賀義裕さんたちにとって、伝統ある造りを変えることは大きな冒険であり、挑戦だった。
有賀さん 中心になったのは、我々の息子たちの世代。当時20代、30代の若手たちが、鈴木先生の『清酒アカデミー』に集ったんです。
──県ハイテクプラザ等との協力のもと、県酒造組合によって1992年に設立された『清酒アカデミー』は、ベテランの蔵人や醸造の専門家たちがその知識や技術を余すところなく若手に教え、伝える場として開かれたもの。鈴木賢二さんは技術指導の要であり、生徒たちにとっては第二の父のような存在だ。
鈴木さん 最も重要なのは、情報でした。ベテランや人気の蔵がどんな酒造りをしているのかを知ることはもちろん、一緒に学ぶ同期生たちが積極的に新しい情報を仕入れ、それをみんなで共有する。新しい発見や技術も、全体の切磋琢磨の材料にする。こうした交流と共有の中で技術力や発想力が底上げされ、共有するものが多いからこそ、“自分の蔵の個性とは何か”を見出すことにも繋がったと思います。
──その新風は勢いを増し、1995年には『高品質清酒研究会』が発足。かつては門外不出とされた知識や技術を惜しみなく共有し、さらに結束は強まっていった。
有賀さん 通称、金とり会。本格的に、福島の酒で金賞を獲ることを目標にした研究会です。『清酒アカデミー』とこの『高品質清酒研究会』、そして2002年に鈴木先生が作成、今も改訂版を出し続けている『福島流吟醸酒製造マニュアル』を3本の柱にして、福島の酒造りは進化していきました。
──こうした活動が実を結び、1990年には無冠だった福島の酒が1993年には13場の金賞受賞という快挙。以降もコンスタントに躍進を続け、2006年には23場が金賞を獲り名実ともに日本一に。そして全国新酒鑑評会金賞受賞数7年連続日本一の記録をうち立てるに至ったのだ。
その土地ならではの個性が酒にあふれる
鈴木さん 自分たちには、全国に名の轟く酒を造る力がある。その自信は、若き蔵人たちをさらに成長させる糧となりました。今や金賞を獲ること自体は目標ではなく、クリアした先にこそ目指すものがある、というのが彼らの意識。こうした意識の向上は、少なからず東北一円の酒造りにもいい刺激と影響を与えていると思っています。
有賀さん 各県それぞれ、個性的な酒造りが注目されていますね。日本酒だけでなく、ワインやビールなども、その土地らしさや酒蔵の主張がたっぷり込められていて、実に楽しい。その土地に根ざした酒を、その土地ならではの料理と味わうのが一番おいしい酒の飲み方ですから、青森のみろく横丁や山形の美酒県フェア、会津のはしご酒といった料理を一緒に提案してくれる場所やイベントはぜひ行ってみてください。
鈴木さん かつては“酒は脇役”と言われていましたが、最近は堂々と“酒も料理も主役”と言えますね。福島の蔵は年に一度必ず巡るようにしているのですが、東北各県の蔵もできるだけ巡りたい。岩手の「世嬉の一」さんの酒蔵ナイトツアーや喜多方の酒蔵探訪のんびりウォークなどは、気軽に酒造りに親しめるいいイベントだと思います。最近では日本酒とワインの酵母をクロスオーバーさせた酒造りなども注目されていますから、青森の下北ワイナリーや宮城の了美ワイナリーも行ってみたいところですね。
取材日:2020年11月2日


高畠という地に根ざしたワイン造りを
「私が入社した当時、『高畠ワイナリー』はまだ食用ぶどうでの醸造と、バルクと呼ばれる輸入のぶどう液を使った醸造を行うだけでした。しかし2005年、“ほんもの”のワイナリーであるために、ワイン用ぶどうの栽培から手掛け、『高畠ワイナリー』でしか造れないワインを造ろうという方向に大きくシフトしたのです。しかし、そこからは手探り、試行錯誤の連続でした。ようやく納得のいく味わいに近づいたな、と思えるようになったのはまだまだ最近のことです。高畠を含め、東北の気候の特徴として、一年を通して平均気温が低いことや、真夏でも夜の気温が下がること、日中に一気に気温が上がることが挙げられます。この急激な寒暖の差が、ワイン用ぶどうの栽培にはとても適しています。また、地球温暖化の影響によってワイン用ぶどうの産地が北上しており、いま、ワイン醸造界では東北が大いに注目を集めています。東北各地で新しいワイナリーが生まれ、ユニークな造りのワインが続々登場しているのも、とても嬉しい傾向ですね」
2010年には「東北ワイン研究会」が発足、東北のワインとワイナリーが一堂に会し、技術研究と品質向上を語り合う場もできました。松田さんも欠かさず参加し、新たな味わいの発見や交流の源としています。
「同じ山形県の上山市にあるウッディファーム&ワイナリーさんやベルウッドヴィンヤードさんは、時々うちの樽の香りを嗅ぎに来る友人です。岩手県花巻市のエーデルワインさん、山形県朝日町の朝日町ワインさんは老舗ながら常に新しい味わいや手法にチャレンジしていて、とても勉強になります。宮城県仙台市の仙台秋保醸造所さんや了美ヴィンヤードさんの独自性には、“負けてられないな”とモチベーションが上がりますね」
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ウッディファーム&ワイナリー
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エーデルワイン
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朝日町ワイン
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了美ヴィンヤード&ワイナリー
無限の可能性から「最良の王道」を目指す
幅広く多彩なワイナリーが成長している中で、『高畠ワイナリー』が目指すものは何か。そう松田さんに問えば、「世界の銘醸地と並び立てるようなプレミアムワイナリーになること」という答えが返ってきました。20品種ほどのぶどうと酵母、樽の素材や製造年などを掛け合わせて松田さんが生み出すレシピは、無限ともいえる数。1本のボトルを造るのに1冊の本になるほどのデータを分析し、詰め込み、最良を選びとって松田さんはワインを醸します。
「いま、世間的には飲みやすくあっさりした味わいのワインが流行していますが、私が目指しているのはしっかりと凝縮感のある濃いめのザ・王道のワイン。ワイナリーの自社農園で栽培しているぶどうは、土壌に砂利を敷いてパイプで極限まで水を抜いて育て、凝縮味を高めたもの。このぶどうを使い、醸造という過程の中でいかに銘醸に比肩する味わいを造ることができるか。それが自分の日々の仕事であり、『高畠ワイナリー』の100年をかけたミッションです。そのために、高畠というこの地に醸造家と栽培家の両方を育てることも大事。畑と醸造蔵、季節によって行き来しながらぶどう造りとワイン造りに取り組むスタッフもいます。そして、高畠を起点に、日常的にワインを楽しむ文化を根付かせ、ものづくりに留まらないワイン文化醸成における担い手たるワイナリーを目指しているんです」
取材日:2021年4月13日
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りんごの全てがぎゅっと詰まったお酒
弘前シードル(青森県弘前市)
近年ブームとなりつつあるりんごのお酒「シードル」。りんご生産量日本一を誇る弘前。実は「日本シードル発祥の地」でもある。生食用りんごを贅沢に使った地シードル作りが盛んに行われており、個性的なシードルが揃う。
「常盤坂入口」下車徒歩約7分※8時台〜16時台の相馬行きバスは、りんご公園敷地内で停車する。

はしご酒を満喫
八戸横丁(みろく横丁)(青森県八戸市)
昭和20年代から続くノスタルジックな路地など、八戸の中心街には個性的で趣深い8つの横丁がある。まるで昭和にタイムスリップしたかのような路地裏で旬の食材をつかった郷土料理と地酒を求めてはしご酒が楽しめる。

土づくりからこだわる下北のワイン
下北ワイン(青森県むつ市)
厳しい自然環境にも負けず、健康な土づくりにこだわり栽培された葡萄で造る下北ワイン。2016年には日本ワインコンクールにて「下北ワインRyoクラシック2014」がコンクール史上初めてピノ・ノワールでの金賞を受賞。その後もコンスタントに高い評価を得て、人気は全国区になっている。

八戸の地酒を優雅に満喫
八戸酒造見学・利き酒と屋形船遊覧(青森県八戸市)
南部杜氏による酒造りが盛んな八戸地方には、6つの建造物が国の登録有形文化財に指定されている「八戸酒造」を始め、江戸時代から続く老舗酒蔵が健在。酒蔵見学や利き酒はもちろん、屋形船で八戸湾を遊覧しながら、地酒と八戸の美味を堪能するプランも。

南部杜氏の酒造りを見学
桃川(穂ノ泉)(青森県おいらせ町)
「桃川」は江戸時代創業の伝統ある酒蔵。日本一大きいともいわれる杉玉が飾られた酒蔵では、地元おいらせ町産の銘柄米である「まっしぐら」と奥入瀬川の伏流水で南部杜氏が丹精込めて仕込んだ純米酒「穂ノ泉」が自慢だ。ぜひ一度ご賞味あれ。


ホップの聖地を巡る
遠野ビアツーリズム(岩手県遠野市)
ホップの聖地・遠野で生まれた「遠野醸造」のビールを、遠野ならではのおつまみとともに楽しむディナーツアー。ビアツーリズムガイドがチョイスしたクラフトビアバーやレストラン、居酒屋などを巡る。


山ぶどうを使ったワインを楽しむ
くずまきワイン工場・森の館ウッディ(岩手県葛巻町)
白樺林が美しい平庭高原の一画にあるワイン工場では、厳選された山ぶどうをふんだんに使い、ワインやジュースを製造。ぶどうのフルーティな香りに包まれながら、工場見学(事前予約制)が楽しめる。隣接する「森の館ウッディ」では製造したワインやジュースを販売。全て試飲できるので、お気に入りのものをじっくり選ぶことができる。


酒蔵の夜はミステリアス
世嬉の一酒蔵ナイトツアー(岩手県一関市)
夕方から夜にかけて、歴史ある酒蔵の夜の顔に出会えるミステリアスなツアー。酒蔵の歴史や構造的秘密に触れられる蔵見学、できたての酒を味わえる利き酒に加え、「蔵元レストランせきのいち」での郷土料理が楽しめる。

伝統にこだわった地ビール
ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)
「べアレン醸造所」はドイツから運んだビンテージな設備と、伝統の技術を受け継いだマイスターの手によるビール醸造所。100年以上前から続く醸造工程などを30分ほどかけて見学できる。ビール飲み放題などいくつかの見学コースから選べる。

竹鶴が夢見た未来を、実現する場所
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所(宮城県仙台市)
日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝が、作並の地で新川の柔らかな水に惚れ込みウイスキー作りの集大成として建設した蒸溜所。ウイスキーの製造工程の見学や試飲、セミナー等が楽しめる。緑あふれる自然の中に立ち並ぶレンガ色の建物が目印だ。

大和町生まれのワイン
了美ヴィンヤード&ワイナリー(宮城県大和町)
大和町の奥、七ツ森を見渡す丘に位置する宮城最大規模のワイナリー。レストランでは、なだらかなぶどう畑と山稜を眺めながら、ワインと大和町で育った食材を使った料理とのマリアージュを楽しむことができる。

本場ドイツの製法が活きる
仙南シンケンファクトリー(宮城県角田市)
ドイツやイギリスの麦芽や酵母を使い、本場ドイツの伝統的な製法で醸造する「仙南クラフトビール」は全国的にも評価の高い人気ブルワリー。常時5種の地ビールと楽しむのは、当施設ハム工場直送「仙南みらい工房ビッセン」の宮城県産豚を使用したハム・ソーセージ。



鴇のぶどうでワインを
小坂七滝ワイナリー(秋田県小坂町)

2017年10月にオープンした新進ワイナリー。地域に根差したヤマブドウを使い、特徴的で本格的な純日本ワインを醸造している。ヤマブドウ交配種の特徴を最大限に活かした重厚な赤ワインのほか、軽口タイプや甘口タイプも醸造。ガイド同行で醸造所や畑の見学も可能(要事前予約)。DC特別企画として、ガイドツアー「近代化産業遺産を巡るワインツーリズム」を実施。

米どころ秋田の地酒を堪能
秋田の酒蔵(秋田県)
米代川、雄物川、子吉川、そしてその支流を含めると広大な水源が広がる秋田県。鉄分が少なく酒造りに適した水、東北でも屈指の米どころ、山内杜氏たちの高い技術力と三拍子そろった条件下で、秋田流低温長期発酵でじっくりと醸される酒が高い人気を誇っている。

美味しい地酒と酒肴を手軽に
あきたくらす(秋田県秋田市)
酒どころとして知られる秋田の銘酒を気軽に味わえる立ち飲みバー。秋田駅ビルという、まさに秋田の玄関口でその土地ならではの様々な地酒を、地元食材を使った酒肴とともに提供。また、県内各地の特産品も紹介し、秋田の魅力を発信している。

地ビールの名品
田沢湖ビール(秋田県仙北市)
清冽な伏流水と厳選されたモルトで仕込んだビールは常に5~6種類。中でも天然酵母で仕込んだ「ぶなの森」と「さくら酵母ビール」は田沢湖ビールオリジナル。レギュラービールの「アルト」と「ケルシュ」はビールコンテストで金賞受賞の名品。同じ田沢湖にある飲み口すっきりの「湖畔の杜ビール」も一緒に楽しみたい。

醸造文化の神髄
小玉醸造(秋田県潟上市)
味噌・醤油の醸造から始まり、酒造業にも進出して銘酒「太平山」(秋田を代表する名峰)を世に送り出した小玉醸造。歴史あるレンガ造りの蔵が建ち並び、その蔵の中で現在も受け継がれる日本酒や味噌醤油の醸造工程などを見学できる。
日本一美酒県 山形フェアは、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、2021年の開催日程を延期することになりました。

東北DCに合わせて初開催!
日本一美酒県 山形フェア
(山形県山形市)
山形県は、世界最大規模のワイン品評会において日本酒部門の金メダル数6年連続日本一の日本酒とワインの名産地。二日間にわたって開催する「日本一美酒県 山形」フェアでは、県内の美酒と美食を一堂に堪能できる。

東北最大級のワインイベント
山形ワインバル(山形県上山市)
かみのやま産葡萄を使用したワインをはじめ、山形県内や東北中の個性的なワインがかみのやま温泉に集結する「ワインバル」を開催。ワインに合うフードの出店、その他イベントも行われる。作り手と直接話ができるのも「ワインバル」ならでは。この機会に自分好みのワインを探してみよう。


将棋のまち天童の新名所
天童温泉屋台村「と横丁」
(山形県天童市)

2020年1月、天童温泉街のどまんなかにオープンした屋台村「と横丁」。横丁内には、自由に対局できる将棋テーブルが置かれ、将棋の街ならではの楽しみも。東北DC期間中に利用できる「と横丁バーホッピングチケット」など、特別企画も用意している。一日中遊んで、夜は「と横丁」で地元の食材を使った美食・美酒を堪能したい。


地酒と味わう絶景列車旅
山形鉄道フラワー長井線「地酒列車」(山形県置賜地域)
山形県置賜地域にある蔵元と山形鉄道がタッグを組んだ「地酒列車」。のどかな田園風景を走るフラワー長井線に乗って、蔵元おすすめの地酒を、杜氏の話を聞きながら楽しむ2時間20分の列車旅。

庄内の美酒・美食が勢揃い
おいしい食の都庄内酒まつり2021(山形県酒田市)
9月18日・19日に、庄内地域18蔵の日本酒をメインに山形の美味しいお酒が楽しめるイベントを開催。四方を山と海に囲まれた庄内地域は、その地形と気候により四季を通しておいしい食材の宝庫。イベントでは食の都庄内の美食・美酒が一堂に会する。

会津のおもてなしに酔う
極上のはしご酒(福島県会津若松市)
会津若松市内に宿泊された方限定で、居酒屋やスナック、バーなどの参加店にて会津の食材を使用した料理とお酒のセットを1,000円で楽しむことができる。スタンプを2個以上集めると「赤べこストラップ」をプレゼント。

蔵元の心に触れる
喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク(福島県喜多方市)
蔵のまち・喜多方の情緒を楽しみながら、オリジナルお猪口を片手に12酒蔵を巡るウォークラリー。蔵元の説明をじっくりと聞きながら伝統の技と銘酒の本質に触れ、試飲と酒蔵見学ができる本物志向のイベントだ。シメには喜多方ラーメンをぜひ。

浪江に「磐城壽」が帰還
鈴木酒造店(福島県浪江町)
東日本大震災から10年、節目の年となる2021年に鈴木酒造店が浪江町に復活。全建屋流失の困難を乗り越え避難先の山形県長井市でも造り続けた代表銘柄「磐城壽」を「道の駅なみえ」で製造し、その過程を見学することもできる。

夕涼みがてらに食べ歩き!
夏の夜の土湯ぶらっと温泉バル(福島県福島市)

リウマチ、神経痛、婦人病などに効果があると評判の土湯温泉。「ぶらっと温泉バル」は、8月限定のDC特別企画で、名湯とともに地域の美味を巡る食べ歩き・飲み歩きイベント。足湯やどぶろく、えび釣りなども楽しめる。

福島の極上果物が絶品ワインに
ふくしま逢瀬ワイナリー(福島県郡山市)
JR郡山駅と猪苗代湖のほぼ中間に位置し、田園を抜けた静かな山あいにある豊かな自然環境に恵まれた醸造施設。フルーツ王国ふくしまの魅力を生かすべく特産品である桃、梨、林檎を使った蒸留酒や、郡山市産ブドウ100%のワインを造っている。
※多くの観光施設やイベントが新型コロナウィルス感染症の影響で一時閉鎖・中止・延期になっています。状況は日々変動しますので、訪問前に主催者の公式ページでご確認ください。