自然・絶景

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私のおすすめ!自然・絶景

楠田 拓郎

岩手県田野畑村
NPO法人 体験村・たのはたネットワーク 理事長

東京都出身。2006年、田野畑村へ移住。2017年6月に「体験村・たのはたネットワーク」理事長に就任。陸中海岸特有の地形や人との繋がりを活かした自然体験プログラムを企画・立案、「北山崎ネイチャートレッキング」や「サッパ船アドベンチャーズ」などを展開。

 
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自然・絶景

岩手県 田野畑村
 

土地を体感する旅や観光を

「もともと山登りと旅が好きで、日本全国をあちこち歩いていました。自分の知らない世界を、とにかく見てみたくて」。 楠田さんの背後には、やませに白く霞む北山崎の断崖。高さ200mの切り立つ岩々に、大きさもかたちもさまざまな海蝕洞窟と複雑な海岸線が8㎞に渡り伸びています。 「岩手山の雪渓を渡ったり、秋田駒ケ岳から乳頭温泉郷の七湯を巡ったり。東北には、何度も繰り返し訪れたくなる自然風景がとてもたくさんあります。 種差海岸で聞いた、酪農と植物相の関係についての考察も、忘れられないですね。八幡平にも登りましたが、その時にはドラゴンアイには気づかなくて。 ぜひ今度、見てみたいですね。そんな旅をする中で、こうした土地を体感する旅や観光を広く楽しんでもらえる仕事がしたい、と思うようになったんです」。 当時、全国でも珍しい体験観光に軸を置いたプロモーションを展開していた田野畑村を知り、楠田さんは移住を果たします。

「田野畑村は海辺の町。リアス式海岸の印象が強いと思いますが、潮の香と同じくらい、山や森の香りが強いところです。 人も文化も恵みも、山を越えて海と繋がる。山と海、両方があるからこそ、この豊かな環境が存在すると思っています」。 そしてこの環境は、人の営みにも大きく影響を与えます。「海と山の距離が近く、平地の少ないこの環境が、番屋の文化を生みました。 そうした背景ごと、田野畑を知ってほしい。それが『番屋エコツーリズム』が生まれたきっかけでした。風景を見て、土地のものを食べる。 それだけで終わるのではなく、その土地に内包された歴史や物語を知り、暮らしを体感してみる。それこそが、旅の醍醐味だと思うんです」。

もとからここに、ずっとあるもの

かつて楠田さんが日本中を旅した時、いちばん印象に残ったものは“人”だと言います。 「ふと疑問に思ったことに答えてくれた人や、地元の人でなければ知らないことを教えてくれた人。 そうした人とのふれあいが、よりその土地を好きになったり、興味が湧いたり、次の旅に繋がったりした。彼らとの交流がなかったら、二度、三度と訪れることはなかった場所もあります」。 現在のメインコンテンツである『サッパ船アドベンチャー』では、そうした楠田さんの実体験が大いに活かされています。 「ガイドを務めてもらっているのは、ここ田野畑の漁師さんたち。田野畑の人たちは、みんな本当に優しくてフレンドリー。 そして、それぞれの性格や仕事、興味を活かしたガイドが本当に魅力的なんです。ここは、テーマパークではありません。 もとからここに、ずっとあるもの。ずっとある普段の暮らしの中で、楽しみつつ観光に寄与してもらう。 だからこそ、はるばる遠方から来てくれた人たちに、田野畑の本当の魅力を伝えることができるんだと思っています」。 現地をよく知るガイドとともに歩く白神山地や獅子ヶ鼻湿原のあがりこ大王。ボートツーリングでめぐるながい百秋湖の三淵渓谷。 現代によみがえったいにしえの渡し船に揺られての霧幻峡。田野畑のように、その地に暮らす人々と触れ合いながら、暮らしに根付いた観光が楽しめる場所が東北には数多く存在しています。

「自然・絶景」

神秘の青、白神に澄む

青池(青森県深浦町)

世界自然遺産・白神山地の広大なブナの森に点在する十二湖。その中でも一番の人気スポットは、青く澄んだ水面が幻想的な青池。 透明な湖面に陽が射すと、青インクを流したような美しさだ。午前中は明るいブルー、午後は濃いブルーが楽しめる。

info
深浦町観光課 0173-74-4412

本州最北東端!

尻屋崎と寒立馬(青森県東通村)

本州最北東端の尻屋崎。灯台に登ると、下北半島最高峰・釜臥山と恐山山地の山並みから海の向こうの北海道・恵山まで360度のパノラマが望める。また、眼下には太平洋と草を食む「寒立馬」の姿をみかけることも。そんな光景は一生に一度は見ておきたいニッポンの絶景だ。

info
東通村役場商工観光室 0175-27-2111

異国情緒に満ちた美しい海岸

種差海岸(青森県八戸市)

青々と広がる天然の芝生地、奇岩怪石の岩礁、樹齢100年の松並木、ヨーロッパの古城を思わせる葦毛崎(あしげざき)展望台や鮫角(さめかど)灯台。ウミネコの貴重な繁殖地である蕪島(かぶしま)から南下するほどに、どこか現実離れしたような美しい景色が次々と展開される。

info
一般財団法人VISITはちのへ 0178-70-1110

まるで異世界の眺め

八幡平ドラゴンアイと
早春の高山植物(八幡平)

5月下旬から6月上旬、八幡平の山頂に出現する「ドラゴンアイ」。 中央に雪をリング状に残し周囲に青い水を湛えた鏡沼がまるで竜の目のようだ。晴天率の高い春は見晴らしもよく、異世界を思わせる不思議な景観、雪原の中に春の芽吹きを発見できる。

info
八幡平自然ガイドステーション
(八幡平マウンテンホテル)
0195-78-4111

彼岸の風景を彷彿

浄土ヶ浜(岩手県宮古市)

三陸復興国立公園の中心をなす浄土ヶ浜は、宮古の代表的な景勝地。 鋭くとがった白い流紋岩がひとつひとつ異なる表情を見せて海岸を彩っている。松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストはまさに一見の価値あり。

info
宮古市観光課 0193-62-2111

眼下に広がる大パノラマ

安比高原「雲海ゴンドラ」&
「天空ナイトゴンドラ」(岩手県八幡平市)

安比高原のゴンドラに乗車すること約15分。山頂駅からは遊歩道に沿って標高1,304mの前森山山頂へ。 朝には雲海に浮かぶ幻想の岩手山を、昼には澄んだ空気にくっきりと映えるブナの二次林や峰々の雄大さを、夜には満天の星空をそれぞれに楽しめる。

info
安比高原スキー場 スキー場:0195-73-5111
予約センター:0195-73-5010

春ならではの絶景

蔵王エコーライン(宮城県蔵王町)

その積雪の多さから、冬期閉鎖となっている『蔵王エコーライン』が、桜の開花とともに開通。 『雪の壁』を見学できるツアーは、雪と桜を同時に楽しめる宮城蔵王ならでは。真っ白な雪の壁とピンクの桜、そして温泉が楽しめる。

info
一般社団法人 蔵王町観光物産協会 0224-34-4401

松島を多彩に望む

松島四大観(宮城県東松島市・松島町・七ヶ浜町)

松島湾に浮かぶ260余島の島々を一望できる4つの名所、四大観。 壮観・大高森の山頂からは松島の島々を360度のパノラマで眺め、麗観・富山の大仰寺からは松島全景を。 偉観・多聞山の断崖からは塩釜港に出入りする船の往来を、幽観・扇谷からは静寂な趣の松島をそれぞれ望む。(写真は壮観・大高森)

info
(壮観・大高森)奥松島遊覧船総合案内所(あおみな内)0225-88-3997
(麗観・富山/幽観・扇谷)一般社団法人 松島観光協会022-354-2618
(偉観・多関山)一般社団法人七ヶ浜観光協会022-766-8205

新緑に映える大瀑布

秋保大滝(宮城県仙台市)

仙台の奥座敷・秋保温泉から二口温泉へと通じる二口街道沿い。 ひときわ涼しい水の気配をたどれば、秋保大滝に出会える。幅6m、落差55mの直瀑で、華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)にならぶ日本三名瀑のひとつに数えられている。

info
秋保温泉郷観光案内所 022-398-2323

高山植物の宝庫

世界谷地原生花園 (宮城県栗原市)

「広い湿地」という意味を持つ世界谷地は、栗駒山の標高669~707m地帯に広がる細長い湿地で、高山植物の宝庫。5月から9月まで、いろいろな種類の高山植物に出会え、特に、湿地がオレンジ色に染まる「ニッコウキスゲ」の大群生は必見。

info
一般社団法人栗原市観光物産協会 0228-25-4166
access
JRくりこま高原駅から車で 約1時間10分

ブナの原生林と温泉

乳頭温泉郷ブナ林(秋田県仙北市)

乳頭温泉郷七つの湯宿を囲むように広がるブナ林、その樹齢は60年~70年と言われている。 温泉宿から一歩踏み出すとそこには散策路があり、休暇村乳頭温泉郷からは3つのウォーキングコースも。歩き疲れた後はもちろん温泉で至福の時間を!新緑、夏の涼しさを是非ご堪能あれ。

info
観光情報センター「フォレイク」 0187-43-2111

神秘の異形ブナ

獅子ヶ鼻湿原(あがりこ大王)
(秋田県にかほ市)

鳥海山麓の北側にある中島台・獅子ケ鼻湿原には、異形ブナ群が創り出す神秘的な空間が広がっている。 その中で、圧倒的な存在感を放つ「あがりこ大王」は、樹齢300年以上、幹回り7.62mの異形ブナの巨木だ。かつて、人により伐採され、その部分から新たな芽が吹き成長した姿からは、強い生命力が感じられる。

info
一般社団法人にかほ市観光協会 0184-43-6608

悲恋伝説の残る白瀑

安の滝(秋田県北秋田市)

阿仁地区の中ノ又渓谷上流部に位置し、日本の滝百選第2位に選ばれた美しい滝。 2段構造となっており、90mの高さから白いすだれ状の滝が流れている。この滝には男女の悲恋伝説が伝わっており、この滝にくると恋が叶うと言われている。

info
北秋田市観光案内所 0186-62-1851

日本海の日没を堪能

男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)

東北DC特別企画

日本海を望む絶好のロケーションに立つ水族館。約400種1万点の生きものを展示しており、中でも春から夏の男鹿の海を再現した「男鹿の海大水槽」は圧巻。DC特別企画として、6/19(土)にレストランにて夕陽を眺めながらお食事ができるプランを用意。水族館と絶景、両方を楽しもう。

info
男鹿水族館GAO 0185-32-2221
access
JR男鹿駅から車で約30分

ボートでしか行けない秘境

三淵渓谷(山形県長井市)

両岸から高さ50mの断崖絶壁が迫る三淵渓谷は、長井黒獅子まつりの源流である「卯の花姫伝説」の舞台となった秘境。長井ダムのダム湖「ながい百秋湖」を、船外機付きのゴムボートで周遊し上流部へ。この崇高で神秘的な場所を、ボートで通り抜け参拝する。

info
特定非営利活動法人
最上川リバーツーリズムネットワーク
0238-87-0605

景勝地最上峡の奥深くにひそむ
樹齢千年を超える杉の巨木

幻想の森(山形県戸沢村)

松尾芭蕉の「おくのほそ道」の舞台として知られている最上峡の奥深くにある「幻想の森」。ここは、長年の風雪に耐え樹齢千年を超えた天然杉が群生する、貴重な森だ。5月~11月の毎週末は、お得な料金でのガイド付きバスツアー(要予約)も行っている。山形屈指の景勝地最上峡を楽しめる舟下りとセットで訪れたい。

info
最上川交通株式会社 旅行部 0233-34-7051

1400年の歴史を持つ修験道の聖地
出羽三山の一角にそびえる

国宝 羽黒山五重塔(山形県鶴岡市)

東北DC特別企画

羽黒山参道の杉並木の中にある国宝で、東北における最古の塔だ。傍らには樹齢千年、樹の周囲10mの巨杉”爺杉”がある。羽黒山の杉並木はミシュラングリーンガイドで3つ星を獲得した必見の景勝地でもある。また、羽黒山山頂でもDC期間中特別企画を実施する。

info
出羽三山神社 0235-62-2355

幽玄の渓谷を船で渡る

霧幻峡の渡し(福島県金山町)

東北DC特別企画

福島県の奥会津、金山町と三島町にまたがる只見川沿いの渓谷は、夏の朝夕に幽玄なる川霧に包まれることから「霧幻峡」と呼ばれるようになり、かつて住民の足として活躍していた渡し舟も2010年に復活。 定期運航され人気を博している。

info
金山町観光物産協会 0241-42-7211

日本初の山岳道路

磐梯吾妻スカイライン(福島県福島市)

福島市西方の高湯温泉から土湯峠へ、吾妻山の山稜を縫うように走るパノラマコース。 平均標高1350mの山々を彩る四季折々の風景、一切経山や吾妻小富士など多数の見どころはドライブコースとして絶大な人気を誇り、「日本の道100選」にも選ばれている。

info
福島市観光案内所 024-531-6428

松川浦の景観と優美に調和

松川浦大橋(福島県相馬市)

松川浦の浦口にかかる原釜・尾浜地区と磯部地区とを結ぶ、全長520mの橋。 砂嘴によって形成された浦口は松川浦県立自然公園の一部になっており、晴れた日には太平洋側に金華山を望むことも。夜には白・緑・オレンジにライトアップ。

info
相馬市商工観光課 0244-26-4848

※掲載されている情報は2020年10月現在の情報です。ご利用の際は、予めお問い合わせ先にご確認下さい。

※写真・イラストはすべてイメージです。実際と異なる場合がございます。

※多くの観光施設やイベントが新型コロナウィルス感染症の影響で一時閉鎖・中止・延期になっています。状況は日々変動しますので、訪問前に主催者の公式ページでご確認ください。

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